Close to life

あなたの生活に役に立つ情報を発信していきます

「みりん」と「みりん風調味料」はどう違うの?使い方は?

投稿日:2017年6月8日 更新日:

和食料理に欠かせない「みりん」

和食のレシピを見ると
当たり前のように入っている「みりん」

でも、そのみりんは
「レシピの材料にあるから…」となんとなく使ってたりしませんか?

みりんを使う目的は?と聞かれても
答えに戸惑ってしまう方 多いのではないでしょうか?
 
 
それに、「みりん」のことは知っていても

「みりんと みりん風調味料は違うの?」
「みりんは、酒と砂糖で代用してもいいのですか?」

こんな疑問を持っている人
以外と多いのではないでしょうか。
 
 
みりんは上手に使えるようになると
料理が段違いに美味しくなる役割を持っているんです。

そこで今回は、「みりん」は一体何なのか?

みりん風調味料との違いと、みりんの役割・使い方について紹介します。
 

スポンサーリンク

 

「本みりん」と「みりん風調味料」の違いは何?

みりんには、「本みりん」「みりん風調味料」の
2種類があり製法や成分は全く異なります。
 
 
■■■「みりん」と「みりん風調味料」の違い■■■

【本みりん】
本みりん(味醂)は
もち米、米麹(こめこうじ)、
醸造アルコール(焼酎)から作られた醸造調味料です。

糖分は約40%ぐらい含んでいます。

甘さを付ける以外にも
料理に色々な良い役割を持っています。
 
 
アルコール分が13.5~14.4%含まれているため
酒類に属し酒税が課せられています。

つまり、本みりんはアルコールの度数から
「お酒」になりますので酒類に属する製品なります。

れっきとしたお酒になるためお酒を扱えるお店でしか買えません。
 
 
【みりん風調味料】
みりん風調味料は、糖類が主原料で
糖分は55%以上を含みます。

ですので、みりん風調味料の役割は
本みりんを使った時のような甘さと付けることです。
 
 
また、アルコール分を1%未満に押さえているので

本みりんを使う時のような
アルコールを飛ばす必要はないので、煮きる必要はありません。
 
 
ですので、非酒類に分類されますから

スーパーの調味料コーナーに普通に置いてありますし
酒税がかからないので割と安価で購入できます。

注意点として
みりん風調味料には酒税の関係もあって食塩が中に含まれています。
 
 

本みりんの役割

先ほど、紹介したように
みりん風調味料は、甘さを加える役割がほとんどとなります。
(※下記、1と2の役割をもっています)

ですが、本みりんは
その他にも、色々な役割があります。

それでは、どういった役割があるかを見ていきましょう。
 
 
1:「上品で優しい甘さ」
米を発酵して作られるため、自然な甘さを出すことが出来ます。

ブドウ糖やオリゴ糖など
お腹に優しことで有名な9種類の糖分が含まれています。

その為、みりんは砂糖だけでは
引き出すことの難しい優しい甘みに仕上がっています。
 
 
2:「美しいテリとツヤ」
みりんは1の項目にも記載した
複数の糖類のおかげで材料の表面に皮膜を作ります。

その被膜のおかげで料理にとテリとツヤを生み出します。

見た目も綺麗に、美味しそうに仕上げるのには欠かせない要素ですね。
 
 
3:「煮くずれを防ぐ」
みりんは、肉や魚などにを使うと
糖類、アルコールの作用で筋繊維の崩れを防いで崩れにくくなります。

野菜などの食材に使うと
デンプンが逃げ出すのを防いで、煮崩れを防いでくれます。

煮くずれ防止は見た目だけでじゃなくて
食材のうまみを逃がさないということにもつながっています。
 
 
4:「臭みを消す」
食材に染みこんだみりんのアルコール成分は
熱が加わると蒸発します。

その時、アルコールの蒸発と一緒に
食材特有の臭みも一緒に蒸発して臭みが無くなります。

お魚料理にお酒やみりんを使うのは、そのためなんですね。
 
 
5:「コクと旨みを引き出す」
みりんの原材料のもち米から生まれる旨み成分が
食材の成分とからみ合って、深いコクと旨みを引き出します。

みりんはお料理の味に奥行きが加わえてくれるんですね。
 
 
6:「味が早くしみ込んで時短に」
みりんのアルコール成分は
分子が小さいので、食材に素早くしみ込むことで

うまみにつながるアミノ酸・有機酸・糖類などの味も染み込みやすくします。

親水性が高いですから、味付けが早く
しかも液体ですから均一に仕上がることが期待できます。

他の調味料を使った後では、効果が薄いので
最初に使うことで、より味を染み込みやすくできます。
 
 
以上が、「みりん」の役割についてでした。
 
 
挙げたそれぞれについて、一言でまとめてみると
「みりんとは、和食のお母さん的存在の調味料」と言えます。

お料理に使われる食材の良い部分を育て、
全体を優しい味できっちりまとめあげてくれる…そんな存在なのだと思いますね。
 
 

スポンサーリンク

それぞれの調味料の使い方

本みりんとみりん風調味料では
名前は似てますけど、使い方は違います。

それぞれの使い方をご紹介します。
 
 
=本みりんの使い方=
本みりんの代表的な使い方は
少量、または煮切り(※1)して使います。
 

そして、みりんを使うタイミングなんですが

みりんは、味を染み込みやすくする働きがありますから
他の調味料を使った後では、意味がありません。

ですからお酒以外の調味料を使う前に使うことをお勧めします。
(酒は臭みを飛ばす為、最初でも問題ありません)
 
 
それと、みりんを使ううえで
理想とされているお醤油(濃口醤油)とのバランスは

 醤油:みりん=1:1 

と言われています。
 
 
でもこれは、あくまでも目安で味覚には個人差がありますし
使用するお醤油のメーカーさんによっても、この比率は変わってきます。

「美味しい」と感じる割合にお好みで調整されることをお勧めします。
 
 

※1
【煮切りとは】
煮切りとは、本みりん(他、調味酒など)のアルコール臭を抜く作業です。
鍋に本みりんを入れて、弱火で火にかけるという方法で行います。

煮もので本みりんを使う場合は、
自然にアルコールがとぶため、必要ありませんが、

火を入れない料理(酢のもの)や
さっと煮るだけの料理に本みりんを使うときに煮切りを行うと、
アルコール臭をとばし、
本みりんの旨味やコク、甘味だけを利用することができます。

 
 
=みりん風調味料の使い方=
みりん風調味料にも若干ですが
アルコールが入っているので

本みりんと同じ使い方をしてもかまいませんが・・・
 
 
みりん風調味料の
主な役割は「甘みを足す」ことですので

しょう油や塩を入れた料理に
ちょっとだけ甘みを足すのが目的といえます。

つまり、みりん風調味料は、
加熱しない料理に、みりんっぽい風味を加えたいときに大活躍するんですね。

ですので、みりん風調味料は
味付けの最後に使うことをおすすめします。

ただし、みりん風調味料は

塩分を含んでいるため
塩とのバランスに注意して使ってください。
 
 
■■■両社の使い方のまとめると■■■
昔からある調味料は「本みりん」ですが
どちらにも利点があります。

まず、アルコールや他のお酒成分の
有無が大きな使い分けのポイントですね。

「本みりんの良いところ」
アルコールが食材にしみこむ時に
他の調味料もしみこみやすくします。

アミノ酸と糖の働きで
生臭みなどの嫌な臭いを消します。

糖とアルコールの働きで、素材の煮くずれを防ぎます。
 
 
「みりん風調味料の良いところ」
お手頃価格でお買い求めいただけます。

アルコール分は1%未満ですので煮きる必要がありません。

「てり・つや」の効果は
糖分がより多く含まれている「みりん風調味料」の方が優れています。
 
 
つまり

煮物には「本みりん」が
火を通さない料理には、「みりん風調味料」が

それぞれ適しているそうです。

しかし、味の好みは人それぞれ
料理にマッチしたものを選びましょう。
 
 
また、本みりんを使いたいのに
切らしてしまってて、みりん風調味料しかが無いときには

みりん風調味料に日本酒を加えると本みりんに近い味を再現できます。

そのときは、最初に使ってあげることをおすすめします。
 
 
さらに、本みりんもみりん風調味料も無い場合は
酒と砂糖を合わせて使えばみりんに近い味になります。

割合は酒3に対して砂糖1です。

あくまで、似せるだけですので
完全に同じ役割にはなりませんので、ご了承を(笑)
 
 

本みりん、みりん風調味料の保存方法

開封前はどちらの調味料も
常温・冷暗所で保存することができます。

高温で保存すると風味が落ちてしまうため
直射日光が当たらない涼しい場所での保存がおすすめです。

開封前であれば保存期間は

・本みりんは約1年半
・みりん風調味料は約1年

本みりんは、
アルコールが多く含まれているので保存性が高いようです。
 
 
そして、開封後になると
保存方法は、変わってきます。
 
 
「本みりんの場合」
温度や温度の高い所で保存すると
アルコール分が飛ぶ心配がでてきます。

逆に、冷蔵庫のような低温で保存すると
糖分の結晶が白く固まってしまうことがあります。

ですので、本みりんは直射日光当たらない常温がおすすめです。
 
 
「みりん風調味料」
開封前は冷暗所で良かったのですが、

みりん風調味料は、アルコール分が少なく保存性が良くないので
開封後は、冷蔵庫に入れて保管してください。

開封後は約3ヶ月保存することができます。
 
 
知らずに同じ場所で保管している方も多いのではないでしょうか。

関連記事【まとめ】調味料のまめ知識

スポンサーリンク

-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

【知らなきゃ損!】砂糖の違いで料理がもっと美味しくなる!

今回は「砂糖の働きと料理」についてお話したいと思います。     調味料の「さしすせそ」、最初の「さ」は砂糖。 日頃のお料理で、砂糖を使うタイミングは多々あると思います。 砂糖は、 …

野菜の保存方法で冷蔵庫と野菜室の違いって?長持ちさせる方法とは?

あなたのお家の冷蔵庫、お野菜はドコに入れていますか? 野菜は、ダイコンやニンジンのように土の中でできる物もあれば、 トマトや豆みたいに実がなるものもあります。   「保存の仕方がもしかしたら …

【栄養満点!】胡椒の種類と体にもたらす働きをご紹介します!

胡椒はいったい何者? 何気なく使っている調味料、胡椒。 どこの家庭でも大抵1瓶はあるでしょう。     その胡椒は、様々な働きを持つ 健康や美容に役立つ食材として使われて来たのをご …

運動会のお弁当作りは大変!簡単に作れておススメなメニューはコレ!

10月は運動会のシーズンですよね。 お子さんが小学生になって初めての運動会   お子さんが、徒競走で何位になるか? 団体競技でしっかり活躍できるか? などなど・・・   お母さんも …

【料理上達!】醤油の種類と使い方ってホントに知ってますか?

日常、無意識に使っている醤油 ご飯の時、あなたのお家のテーブルにも 当たり前に醤油が置いてありますよね。 何となく、焼き魚にかけたり、刺身に付けたりして食べてますし 料理の際にも、調味料として使います …

最近のコメント