雑誌や折り込みチラシ、ネット等を見て、エステの無料体験クーポン券なんてありますよね。
そんなの見つけたら、絶対「タダなんだったら行ってみよう!」ってなりますよね。
私なんて、フェイシャルエステ、セルライト除去、デットクスなどなど、色んなエステの無料体験に行ったことあります!
エッヘン!!←威張ることか!(怒)
無料体験は、やってみると実際気持ちいいし、その場でやや効果が出たような気がしてテンション上がっちゃうますよね。
でも、その無料体験のあと・・・必ずあるのが有料コースへのお誘いです(汗)
定員さんから「セルライトがめちゃくちゃ溜まってるからこのままにしておくのは危険ですよ!」なんて言われたら、
せっかく綺麗なれるチャンスだし、迷いながらも「じゃあお願いしようかしら」となっちゃうんですよね。
その気持ちスッゴクわかります!!(私、優柔不断なんで(-_-;))
で、家に帰ってちょっと冷静になってみると「あんな金額かける必要あるのかな?」とか「支払のキツいなぁ」とか思ってしまいませんか?
そこで、思いつくのが、ちょっと聞いたことのある”クーリングオフ”
クーリングオフすれば、ちゃっちゃとキャンセルできて支払いもしなくて済みますよね。
でも、
・そもそもエステはクーリングオフできるものなの?クーリングオフに条件はあるのかしら?
と、悩んでいらっしゃるのではないでしょうか。
実は私、実際にエステをクーリングオフした経験があるんです!!(やっぱり・・・(-_-;))
そこで、経験をもとにエステでのクーリングオフは、どうすればいいのかお話したいと思いますので、あなたも参考にしてみてくださいね~。
エステをクーリングオフできる条件は?
エステ店の定員さんの、危なくなくてあま~い言葉に惑わされてついつい有料のエステコースを契約してしまったあなた。
でも、家に帰って冷静に考えたらキャンセルしたくなっちゃいました。
これって、クーリングオフはできるの?
答えは、クーリングオフできます♪
でも、何でもクーリングオフできるって訳じゃないんです。
エステのクーリングオフには条件があるから気をつけてほしいんですね(>_<)
クーリングオフの条件とは?
エステは”特定指定役務の提供契約”と言って、クーリングオフすることができる契約なんです。
ただ、なんでもクーリングオフできるかっていうと、そうじゃなくって条件があのです。
・期間が1ヶ月を超えるもの
・金額が5万円を超えるもの
・人の皮膚を清潔にしたり若しく美化し体型を整え又はやせるための施術を行うこと。
これが、クーリングオフの条件なんです。
だから料金が5万円以下の契約とかだとクーリングオフの対象外になるみたい。
でも、この5万円ってエステの施術料のみじゃなくって、入会金やサプリメント、化粧品とか関連商品なんかのあればその金額も含んで5万円あればOKだから覚えておいてくださいね。
それでも、5万円以下だったらお店との話し合いでキャンセルしてもらうか、悔しいけどそのエステにしっかり通うしかないみたい・・・
それと、クーリングオフって、根本的にお店側から「買わないと後悔しますよ~!」みたいに
強い勧誘を受けたりとか、あなたがじっくり考える余裕がないまましてしまった契約にだけ使えるものなんです。
だから仮に、あなたがエステに自分から出向いて、契約もじっくり相談して自分からすすんで決めた契約だったらクーリングオフはできないんです。
でも、これは誰かに判断できるものじゃないから”あなたがどう思ったか”が重要になってくると思うので、
もしお店から「あなたが進んで契約したじゃないですか」みたいなことを言われても、あなたの気持ちがブレないようにするのが大事ですよ。
エステでのクーリングオフの期間は?
エステでのというか、クーリングオフには必ず期間があります。
期間についてはよく耳にするかもしれませんが、エステでのクーリングオフできる期間は”8日”です。
でも、この8日って、いつから8日なのか分かりにくくないですか?
エステの契約した日が1日目なのか、次の日が1日目なのか分かりにくいですよね。
この8日間の考え方は、契約書を受け取った日が1日目として数えます。
なので、もし9/15に契約したら、9/22までがクーリングオフの対象期間ですね。
でも、でもですよ。
もし、あなたが契約書を受け取ったときにクーリングオフについて説明がなかったら、この計算方法は変わってきちゃうんです。
クーリングオフは、”あなたがクーリングオフ出来ると知った日から8日”なんです!
なので、もし契約書を受け取るときにクーリングオフについて説明がなかったら、あなたがクーリングオフを知るまでは日数に含めなくていいんですよ。
クーリングオフについてはお店側が契約のときに説明する必要があって、それをしていないのはお店側の責任なんです!
だから、もしエステの契約から8日が過ぎていて、お店から「契約から8日経っているのでクーリングオフは無理です」と言われても、
「クーリングオフについて説明を受けてませんから」と言えば、お店も”しまった!?”となるはずですよ(^_-)
エステをクーリングオフするときのはがきの書き方は?
クーリングオフって、頻繁にするものじゃないし実際どうやって手続きって分かりにくいですよね。
クーリングオフは、めんどくさいかもしれませんが、はがきでもいいので”書面”で行うようになってます。
書面は、直接お店の人に渡してもいいし、郵送でもいいですよ。
私の場合は、お店の人にまた会いたくないから郵送で出しちゃいました!
さらに、はがきに振込みかどうかなど返金の方法なども書いておいてもいいですね。
クーリングオフは、あなたが指定した方法で返金できるようになってるので、振込みでも”振込み手数料も店側の負担”になるから損はまったく出ないようになってるから安心してくださいね。
ただし、クーリングオフは書面での手続きなので、こんなとこに気をつけておいてください!
check・手渡しなら、受け取った証拠
・郵送するなら、発送日を確認できる証拠
お店から「クーリングオフの書類なんてもらってない」と言われないように、書類を渡した証拠を持っていた方がいいってことですね。
具体的には、
・控えの書類を用意しておいて、それに日付・署名をもらっておく。
「郵送なら」
・ハガキのコピーを取り、配達記録か特定郵便で送る。
こうしておけば、もしトラブルになっても大丈夫なので、手続きが終わるまでは控えておけば安心ですよね。
もしも、郵送でちゃんと届いているか心配になるなら、数千円かかるんですけど”配達証明付の内容証明郵便”で出してもらえば、証明書がもらえるから一番まちがいないですよ。
それと郵送の場合、はがきを出した証拠が8日以内なら大丈夫なので、8日以内に相手に届いてなくでも、9/15の契約だったら、9/22の消印有効になります。
だから、郵便事故とかで通知が行方不明になったときに証拠がなくなると困るので絶対にポストに投函とかはしたらダメですよ。
エステをクーリングオフするときのはがきの宛先は?
エステの契約って、支払いを一括で支払うときもあれば、クレジットを利用するときあると思うんですけど、
そんなとき、クーリングオフのはがきはどこに送ったらいいのか迷っちゃいませんか?
はがきの送り先は、
クレジットを利用しているなら:はがきを2通書いて、エステ店とクレジット会社に出す。
それと、クレジット会社宛ての通知には、もし勧誘が強引だったということとかあれば書き添えておいた方がいいです。
販売に問題があれば調査が入るようになってるので、今後のために悪質な場合は、思い切って書いちゃいましょう!
クーリングオフは、はがきを出してしまえば、発送したその日に契約解除されたことになるのでエステ店からの連絡などなくても契約解除は完了になります。
店の承認、了解など不要なんで安心してくださいね。
エステ店がなんとか契約させようとしてきたら?
クーリングオフのはがきを出したら、お店側から「お店に来店してキャンセル用紙に書いてください」なんて連絡があるかもしれません。
これは、わざわざする必要はなくて「来店して書いてくれ」の本当の意味は、あなたを説得して再度契約をさせるためなんてこともあるみたいです。
クーリングオフは書面を発送した時点で、契約は解除できてるのでお店の書式にわざわざ書き込む必要はありません!
もしエステ店から「契約の解除はまだ済んでおりません」など、なんとか契約させよう返金させずにすませようと言ってくるようなら、
近くの自治体の消費生活センターに相談もできるので、一度相談してみるといいですね。
ほとんどの場合、これで解決できてるようですよ(#^.^#)
国民生活センター⇒http://www.kokusen.go.jp/
返金をそれでも渋るようなら特商法違反で警察に告訴って方法もあります。
それで悪質だと判断されれば、経営者の逮捕なんてこともありますから、泣き寝入りだけはしないようにです。
まとめ
エステでのクーリングオフ。もう問題なくできそうですよね。
エステに満足して、クーリングオフなんてしなくて済むならしない方がいいの当たり前なんですけど、
エステ店も、お客さんを取るために必至に営業してきますから、その場では”その気”になってもよく考えると・・・なんてあることですよね。
もし、迷ったらクーリングオフして、あなたが綺麗になるために、本当に必要なエステを見つけてくださいね。
この情報が、あなたの役に立てたなら嬉しいです。
最後まで、読んでいただいてありがとうございました。