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【音質向上】スピーカーのバイアンプ、バイワイヤリングとは?

投稿日:2017年5月30日 更新日:

通常のスピーカーの接続方法と音質

一般的なオーディオのスピーカーの接続方法はフルレンジ接続と言って
低音域から高音域までを1個のスピーカーで鳴らす方法です。

2Way、3Wayのスピーカーであっても基本はこの接続方法です。
 
 
例えば、3ウェイスピーカーの場合

ケーブルの途中にネットワークを接続して、
そこから、低音域(ウーファー)、中音域(スコーカー)、高音域(トゥイーター)の
3個のスピーカーに配分して鳴らします。
 
 
このフルレンジ接続の場合は

アンプ~スピーカーの間に直列にネットワーク(コイル+コンデンサー)が入り
それが抵抗になる為、スピーカー駆動力に影響して音質が劣化する原因となります。
 
 
また、フルレンジ接続のもう1つの問題点として
ウーファーから発生する逆起電力によりツィーターの音質を低下させる恐れがあります。
 

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音質を向上させる配線方法「バイワイヤリング接続」

上記、音質の劣化を改善する方法として

バイワイヤリング接続というスピーカーケーブルの接続方法があります。
※(バイワイヤリング接続にする場合、バイワイヤリング対応のスピーカーが必要です)
 
 
バイワイヤリング接続とは

フルレンジ接続は、スピーカーまでの途中にあるネットワークから
ケーブルが分配されて各スピーカーに接続するのに対し

バイワイヤリング接続は、ウーファー用とツィーター用のケーブルを
アンプの出力端子部から、つまり最初から分配してケーブルを出してスピーカーに接続する方法です。

 
 
このバイワイヤリング接続をすることによって
スピーカーケーブルは、ほぼ2倍必要になります。
 
 
実は、そこがミソになっていて

バイワイヤリング接続をすることによって
アンプからスピーカーまで2~3mになりますから

ウーファーから逆起電力が起こった場合に

長いスピーカケーブルをアンプまで行って帰ってくる間に
減衰されてしまうのでツィーターに悪影響が無くなり音質が向上します。
 
可聴帯域の信号が、ほんの2~3メートルのケーブルを伝っただけで減衰するとか
やや信じられないかもしれませんが、実際に効果があります。
 
 
このバイワイヤリング接続を施すことによって
以下のような効果が期待できます。

①音が広がり、音場感が増す。
②解像度が高くなるので、低音域が引き締まる。
③音の歪みが無くなり、透明度が増す。

 
 
ただ、バイワイヤリング接続にはメリットだけでなく

高音域のメリハリが増す分、音質にざらつきや粗が目立つ傾向がある
というデメリットも有ります。

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さらにワンステップ上げた「バイアンプ接続」

バイワイヤリング接続からステップアップさせたのがバイアンプ接続になります。
※(バイアンプ接続もバイワイヤリング接続と同じく、対応スピーカーが必要です)
 
 
バイアンプ接続とは

各スピーカーごとに、周波数帯域に設定して

ツィーターとウーファー全てのスピーカーに対して
1個づつアンプを用意して接続する方法。

 
バイアンプ接続の方法なんですが
2通りの方法でバイアンプ接続が出来ます。
 
 

①パワーアンプを接続する方法

パワーアンプ(4chを1台 or モノラル接続で4台)を用意。
それを各ツィーターと各ウーファーにそれぞれ接続するようにします。

そして、クロスオーバーネットワーク機能を使い
ツィーター側を高音帯域にウーファー側を低音帯域にセットすれば終了です。

後は、好みの音になるように調整を楽しんでください。
 
 

②ヘッドユニットで行う方法

こちらは、パワーアンプを使用しない場合になりますが
この場合、ヘッドユニットにクロスオーバーネットワーク機能が必要です。
 
まず、ヘッドユニットのリヤスピーカー出力を外します。

そして、スピーカー出力信号線の
フロント側をツィーターにリヤ側をウーファー(とちらでも可)に繋ぎます。

①と同じようにクロスオーバーネットワーク機能を使って調整。
 
 
これで、バイアンプ接続が完成です。
 
 
「バイアンプ接続することによってこんな効果が得られます」

①ウーファーからの逆起電力が引き起こす悪影響が回避できる。
②目的に合ったパワーアンプの選定が可能となり、幅広い音作りができる。
③スピーカーの音はメリハリがつく、特に低音が力強くなる。

 
 

バイアンプ接続のデメリット

バイアンプ接続にも以下のようなデメリットがあります。

①パワーアンプが複数となり、使用電力や発熱量が増え、設置スペースも必要。
②周波数を低音域と高音域を分割する機能が必要となる。    
③リヤスピーカーが使えなくなる。
 

バイアンプ接続のまとめ

フルレンジ接続からバイアンプ接続に変更すると

スピーカーを駆動する力が増えて音量が大きくなる気がすると思いますが
そうはならないようです。
 
なぜかと言いますと
 
 
今まで「1」という力でアンプから出た信号はネットワークで分配されて
「0.5」ずつツィーターとウーファーに分けてスピーカーを駆動していました。

今度は、各スピーカーに対して「1」のアンプの力が
そのまま伝わるので、「1」ずつの力が入力すると思えます。
 
 
ところが、実際はクロスオーバーネットワーク機能により

ウーファー用の「1」の力がローパスフィルターで「0.5」になり
ツィーター用の「1」の力がハイパスフィルターで「0.5」になるのです。

結果、スピーカーを駆動する力に変化は無いので
バイアンプ接続してもボリュームは上がらないのです。
 
 
ただし、同じ「0.5」でも

全周波数帯域=「0.5」と
必要な分だけの周波数帯域=「0.5」とでは

同じ「0.5」でも
持ってる音の情報量が違うので、音質が向上する訳なんですね。

関連記事⇒【まとめ】カーオーディオの音質向上あれこれ
 

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