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【知らなかった!】カーオーディオHPF、LPF便利な使い方

投稿日:2017年5月29日 更新日:

クルマの音質を良くする為にヘッドユニットを交換は当たり前になってきてますが
ヘッドユニットを交換したけど、使い方が分からない機能ってありますよね。

中でも、恐らくかなりの方がつまづいてしまうのが
クロスオーバーネットワーク機能ではないでしょうか?
 
 
実は、私も最初は良くわからず適当に聞いて、
勘で自分が良い気がするところで勝手に合わせて放置していました(汗)
 

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クロスオーバーネットワークってどんな機能?

クロスオーバーネットワーク機能は

オーディオの音声信号を各領域(帯域)ごとに分担して、
それぞれの帯域を各音域専用のスピーカーに送り再生させる機能をいいます。
 
 
設定した周波数帯域以上の帯域を通し
それ以下をカットする物をHPF(ハイパスフィルター)

また、その逆で設定した周波数帯域以下の帯域を通し
それ以上をカットする物をLPF(ローパスフィルター)

と言います。
 
 
この説明だけだと、まだ何のことやら分からないと思うので詳しく説明していきます。
 
 

クロスオーバーネットワークが必要になる時は?

クロスオーバーネットワークとは簡単に言うと「音(帯域)の分担」です。

複数のスピーカーに担当の帯域を持たせて音を鳴らす機能となります。

スピーカーごとに専用の帯域を与えることによって
スピーカーに負担を与えず、音楽の美しいハーモニーを生み出す事ができるのです。
 
 
補足ですが、この機能は
複数スピーカーを取り付けている状態でないとあまり意味はありません。
(※複数と言っても、各ドア1個ずつで計4個のスピーカーという意味ではなく、ツィーターやサブウーファーが付いている状態の事を指します)
 
 
つまり、セパレートタイプ・スピーカーやサブウーファーを取り付けた時に
クロスオーバー機能が必要となってくる
という訳です。
 
 

クロスオーバーネットワーク機能が音質向上に必要なわけ

本来、音は楽器のベースやバスドラムのように低い音も有れば
ギターやシンバルのように高い音もあります。

人の耳は、その低音~高音を20Hz~20kHzまで聞き取れるそうです。
 
 
20Hzといえば、バスドラムが80Hz程度ですのでより全然低いですし、
20kHzはギターの最高音が1.2kHz程度なので、これも全然高いです。
 
 
これぐらい帯域に幅がある音を1個のスピーカーでならすのは非常に困難なんです。
 
 
音というのは「振動」なんですね。
その、振動数が早いと音は高くなり、遅いと音は低くなります。

スピーカーも振動して音を出していて
直径が大きくなると早く振動させることが難しくなり、高音が出しにくくなります。

逆に直径は小さいとユックリ振動させると音量が小さくなります。

考えただけで、難しいのは分かりますよね。
 
 
そこで考えられたのが
各スピーカーごとに得意とする帯域の音だけを再生させ
その音を融合させることによって美しい音を作りだそうというこです。

 
 
そして、それを可能にするのがクロスオーバーネットワーク機能なんです。

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各スピーカーの得意な帯域は?

先ほど、説明しました20Hz~20kHzの周波数帯域を各スピーカーに分担しますと
大まかに以下のように分担できます。

20Hz~200Hz:サブウーファー
200~1kHz:ミッドバス
1kHz~20kHz:ツィーター
 
 
この担当の周波数を踏まえてクロスオーバーネットワークを設定していきましょう。
 

クロスオーバーネットワークはどのように調整するの?

まず、最初に以下の2つの事を覚えておいてください。

●あなたのクルマに付いているスピーカーがどのくらいの周波数帯域を再生できるのか。
 (スピーカーの再生能力はスペック表に推奨の周波数帯域が載っています)

●人は音の鳴っている場所を特定する時、高音は分かりやすく低音は感じにくい。
  
 
では、以上を踏まえて調整を行っていきましょう。
 
 
1.最初はミッドバスを調整
 
 1-1.サブウーファーをOFFにしてください。
  
 1-2.イコライザーを好みの状態にしてください。

 1-3.聞きたい音楽を音量大きめで再生してください。

 1-4.ミッドバスのHPFを1番下の状態にしてください。
    ※おそらくミッドバスから「ボコッボコッ」と音が鳴っていると思います。
     鳴ってないようでしたら音量を上げて鳴るようにしてみて下さい。

 1-5.ミッドバスのHPFを50Hz⇒60Hz⇒70Hz80Hzと
    ※「ボコッボコッ」音が聞こえなくなるまで徐々に上げていってください。
 
   
2.サブウーファーの調整

 2-1.サブウーファーをONにしてください。

 2-2.先ほどミッドバスのHPFで設定した周波数のすぐ下の周波数に
   サブウーファーLPFを設定してください。
   例)ミッドバスHPFが80HzでしたらサブウーファーLPFは70Hz

 2-3.お好みでサブウーファーの音量を上げる
 
 
以上で調整は完了です。
 

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調整の注意点

まず、サブウーファーLPFの調整する時に

ヘッドユニット側に調整が付いているなら
サブウーファーLPFは全開にして触らないでください。

ヘッドユニット側で調整するようにした方がサブウーファーの性能を引き出せます。
 
 
それと、

調整後に、音の位置(定位)が後ろに引っ張られるような感じになってませんか?

「低音は出るようになったけど後から音が聞こえる」

その状態は、もしかしてサブウーファーLPFが高くなり過ぎているかもしれません。
 
 
人の耳は低音になると音の場所が分からなくなると説明しましたが

人は80Hz以下ぐらいからどこから鳴っているか特定できなくなります。

なら逆に、80Hz以上はの場合はどこから鳴っているか分かるんです。
 
 
つまり、サブウーファーLPFをあまり高い周波数の120Hzなど設定すると

音の定位が見えて、トランクにサブウーファーを置いているとしたら
後ろからの音が耳に付いて全体の音響環境が悪く感じる可能性が高いです。
 
 
解消するにはサブウーファーLPFを70Hzまで下げればよいのですが
それだと、周波数帯域がミッドバスの再生域との空間ができてしまいます。

対策方法として、フロントドアにデッドニングなど施して
ミッドバスを80Hzまで再生できるようにすると良いですね。
 
 
それと<「80Hz以上じゃないと欲しい低音が聞こえない」など ローパスを下げると低音が薄れる感じがする場合は アンプの出力が小さいことが原因となります。

ゲインで出力を上げても良いですが、それだと締りのない音になってしまいます。
 
 
可能でしたら、「ローパス60Hz、ゲイン2~5割」
これぐらいで理想の低音が出るレベルの大容量アンプに交換することをお勧めします。

以上の事を注意してセッティングしていただけると格段に音質は向上すると思います。

関連記事⇒【まとめ】カーオーディオの音質向上あれこれ
 

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